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インテックとクオンティニュアム、インテックの電子証明書発行サービス(EINS/PKI)で耐量子コンピューター暗号証明書の提供を開始

インテックとクオンティニュアム、インテックの電子証明書発行サービス(EINS/PKI)で耐量子コンピューター暗号証明書の提供を開始
~量子コンピューター時代を見据えた暗号アルゴリズム対応を強化~

TISインテックグループの株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役社長:疋田 秀三、以下:インテック)とQuantinuum(本社:米国コロラド州ブルームフィールド、CEO:Rajeeb Hazra、以下:クオンティニュアム)は共同で、お客さまの検証に利用可能な耐量子コンピューター暗号証明書(以下:PQC証明書)の発行機能を、インテックが提供する「端末認証用クライアント証明書発行サービス(EINS/PKI for Smart Device)」に実装し、2025年2月から提供を開始します。

インテックの「端末認証用クライアント証明書発行サービス(EINS/PKI for Smart Device)」に、クオンティニュアムが提供する量子技術を使った暗号プラットフォームである「Quantum Origin」を導入することで、より強固な暗号アルゴリズムの標準化への対応をサポートし、きたる量子コンピューター※1時代を見据えた高度なセキュリティを実現します。

※1 量子力学の特性を利用し、特定の問題を、現在の古典的なコンピューターよりも劇的に速く解ける可能性があると期待されるコンピューター。

<PQC証明書発行機能のイメージ>

PQC証明書発行機能のイメージ

■PQC証明書発行機能の概要

1. 「端末認証用クライアント証明書発行サービス(EINS/PKI for Smart Device)」へのPQC証明書発行機能の実装
「端末認証用クライアント証明書発行サービス(EINS/PKI for Smart Device)」の基盤にクオンティニュアムの「Quantum Origin」を組み込み、連邦情報処理標準(Federal Information Processing Standards:FIPS)※2として標準化された暗号アルゴリズムの1つである「ML-DSA」で署名したPQC電子証明書を発行。

※2 米国国立標準技術研究所(NIST)が、連邦情報セキュリティマネジメント法(FISMA)に基づいて制定した、コンピューターシステムに関する基準とガイドライン。

2. お客さま検証用PQC証明書の提供
量子コンピューターによる既存暗号の解読が現実の脅威となる前に、自社のサービスやアプリケーションへのPQC証明書の導入を検討しているお客さま向けに、検証用のPQC証明書を提供し、長期的なデータ保護と自社のサービスやアプリケーションの信頼性向上の実現をサポート。

<PQC証明書の利用シーン>
秘匿性の高いデータを取り扱っている以下の分野での活用を想定
金融業界:金融取引や顧客情報などの機密情報を保護
医療分野:電子カルテやゲノム情報などの機密医療情報を保護
製造業 :IoTデバイスの認証を強化、企業の技術情報や知的財産を保護
行政機関:住民情報や納税情報などの個人情報を保護

記事全文はインテック公式サイトをご覧ください。
https://www.intec.co.jp/news/2025/0204_1.html

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