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エバラ食品工業株式会社様

株式会社エバラ物流様

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ファイネットと食品業界での
豊富な導入実績と長年の運用実績を評価

レガシーマイグレーションが叫ばれるようになって久しくなるが、いまだに多くの企業でホストシステムが残っている。そのような中、オープン化への切り出しとして効果的とされているのがEDIだ。運用負荷の軽減やコスト削減が可能となる。エバラ食品工業とエバラ物流では、インテックの「EINS/EDI-Hub Nex」アウトソーシングサービスを採用し、転送時間の大幅なスピード化と信頼性の向上、そして煩雑なモデム/TAの取り扱いから解放された。インテック採用の決め手は、ファイネットの運営や食品業界での実績にあると語る。

導入サービス

データセンターEINS/VDC
EDI(電子データ交換)EINS/EDI-Hub Nex
エバラ食品工業株式会社様・株式会社エバラ物流様

エバラ食品工業株式会社
設立:1958年5月 資本金:13億8,713万円
本社所在地:〒220-0012 横浜市西区みなとみらい4丁目4番5号 横浜アイマークプレイス14階
従業員数:481名(2016年3月31日現在)

株式会社エバラ物流
設立:1990年5月 資本金:4,500万円
本社所在地:〒220-0012 横浜市西区みなとみらい4丁目4番5号 横浜アイマークプレイス14階
従業員数:89名(2016年3月31日現在)

レガシーシステムからこれほどスムーズな切り出しは珍しい。
エンドユーザは何も意識することなくシステムの利用を開始できました。

「焼肉のたれ」でトップシェア

半世紀以上にわたって業界をリード

貴社についてご紹介ください。

 1958(昭和33)年に横浜で創業し、ソースやケチャップの製造から事業をスタートさせました。その後、「黄金の味」や「すき焼のたれ」「浅漬けの素」といった、それまで市場になかった商品を生み出し、日本の食卓に新たなおいしさと楽しさを広げています。
 2015(平成27)年には新たにグループ経営理念“「こころ、はずむ、おいしさ。」の提供”を制定しました。この経営理念には、お客さまへの情熱とチャレンジ精神を力に、「人を惹きつける、新しいおいしさ」と、「期待で胸が膨らむ、ワクワクするおいしさ」を通じて、人と人との絆づくりの機会を広げていきたい、という思いが込められています。
 当社の強みである“たれ”をさらに進化させるとともに、お客さまとの様々な“コミュニケーション”もより一層進化させることによって、「こころ、はずむ、おいしさ。」をグループ一丸となってお届けしたいと考えています。

エバラ物流についても教えていただけますか?

 グループの貨物運送部門で、1990(平成2)年の創業です。全国の物流ネットワークを構築し、共同配送システム化された最先端のトータル物流管理によって、多様なニーズに的確に応える物流サービスを提供しています。「No.1のサービスが出来る会社」になること、これが当社の目指す姿です。

AS400でEDIをシステム化

バージョンアップを機にEDIを切り出し

EDIをシステム化したのはいつごろのことですか?

 25年ほど前のことになります。大手のお客さまから依頼され、システム化しました。出荷の明細データが欲しいと申し込まれ、以降他のお客さまにも提供するようになりました。やがて、受発注も電子的に取り扱うようになりました。
 現在エバラ食品では約70社と、ファイネットを含むVAN4社を介してEDIを実施しています。エバラ物流では、約20社のお取引先様と直接データ交換を行う直結型形態にてEDIを実施しています。
 ホストはIBMのAS400です。往年の名機ですね。経理システムなど多くの業務システムを稼働させ、EDIもこのシステムにモデムを接続して使ってきました。AS400もモデムも何度か更新しています。

AS400からEDIを切り出そうとした理由をお聞かせください。

 直接的なきっかけはAS400のバージョンアップです。これは定期的に回ってくるので、今度の更改のリミットが2016年5月、それまでにEDIをオープン化しようと考えました。また、INSネットディジタル通信モードの廃止がささやかれる中、なんらかの対策はせざるを得ませんでした。

アウトソーシングを選択

「EINS/EDI-Hub Nex」に決定

アウトソーシングを採用していますがなぜでしょうか?

 当初から自前で運用することは想定していませんでした。やってできないことはありません。マルチプロトコルコンバーターUSTを購入し、モデムを並べれば可能です。しかし、当社はモデムの故障や不具合に振り回されるのは勘弁してもらいたいと考えていました。また、このような通信機器類は今後の業界動向を加味すると、投資コストは回収できそうにありませんでした。
 食品製造業において受発注は基幹となる業務で、待ったなしです。止まってしまったらお客さまはもちろん、さらにその先のお客さまにまでご迷惑をお掛けします。絶対的な信頼が必要なのです。
 当社としても十分な要員をいつまでも確保できるとは限りません。情報システム部門には10人のスタッフがおりますが、モデムを扱うことのできるのは2人だけです。
 これらリスクを考慮して、自前ではなくアウトソーシングを選択しました。また、4年前からモデムも含めてデータセンターに預けています。データセンターのラック数も減らしたいという意図もありました。

インテック採用の理由は信頼性

ファイネットの実績を評価

アウトソーシング先としてインテックを選んだ理由は?

 インテックの存在は早くから知っていましたが、実際に交渉を開始したのは2015年2月からのことです。半年ほどかけて条件を整理し、7月にインテックに決まりました。選定にはエバラ食品だけではなく、エバラ物流も加わっています。
選定理由は5つあります。
 まず信頼性。これが最大の理由です。EDIが止まってしまったら信用問題になります。決して止めてはならず、信頼性を最大限に重視しました。
 2つ目が実績。ファイネット創立以来メインベンダーとして30年以上の実績があることの安心感は大きかったですね。しかも、食品業界にこれだけ多くの実績を持っているベンダーは他にありません。
 3つ目が管理用のServiceManager(運用状況照会画面)が公開されていること。実際使うことがあるかどうかは別にして、自分たちで再処理やスケジュール登録できることが魅力的でした。他社の場合は電話で指示することになり、ストレスだと感じました。
 4つ目がコスト。こちらの期待するサービスを予算の範囲内で提供してくれます。他社と比較して、最安値ではありませんでしたが、価格に見合う信頼性と機能があると判断しました。
 5つ目は、株式会社ネクスウェイとグループ会社ということ。ネクスウェイとの付き合いも長く、そのe-帳票FAXサービスもずいぶん早くから利用しています。インテックとネクスウェイのサービス窓口と接続経路も統合できることも、採用の理由となっています。

お客さまとの交渉もおまかせ

極めてスムーズな移行作業

その後の経緯を教えてください。

 2015年9月に正式な発注をし、構築にとりかかっています。2016年1月にエバラ食品で稼働、翌2月にエバラ物流で稼働を開始しています。
 移行作業は楽でした。お客さまを紹介すると、先方とのスケジュール調整や設定変更の段取りなども、すべてインテックが請け負ってくれました。お客さま側は電話番号を変更するなどの作業は必要ですが、ほぼそれだけではなかったでしょうか。
 システムの刷新には何かしらトラブルがつきものです。とりわけ、レガシーシステムからのオープン化は難しいものがあります。それがノントラブルで完了しましたから、驚きました。

エバラ物流もスムーズに切り替えることができたのでしょうか?

 EDIはお客さまとの取引開始時に設定を終えると、以降さほど変更することなく運用できます。そのため、切り替えの際、現状の設定内容の確認には時間がかかりましたが、それ以降はスムーズにいきました。

データ転送のスピードアップによる業務効率向上

切り替わったことを意識することなく運用

「EINS/EDI-Hub Nex」で得られた効果をお聞かせください。

 エンドユーザ、つまり受注センター側ではオペレーションの変更を一切していません。インターフェイスを変えることなく、バックグランドとなっている回線だけを変更しました。これは、現場を混乱させないためです。これもあって、センターではシステムが変更されたことをほとんど意識することなく業務を遂行できました。
 それでも、データ転送のスピード化は評価されています。それまで数時間かかっていた転送が、数秒で終わってしまうからです。当初はこれをエラーと誤解して、送信ボタンを2度押してしまうオペレータもいたほどです。
 スピード化の背景には手順の変更があります。JCAから全銀TCP/IPに、全銀TCP/IPからebMSに手順変更しました。また、エバラ食品とインテック間を専用線DCANで接続しています。データ転送で電話回線が独占されることがなくなりましたので、回線利用の段取りを考える必要がなくなりました。
 一方私たち保守担当側からすれば、モデムの世話がなくなりました。モデムの故障やエラーの不安は常につきまといます。モデムは4年前からデータセンターに預けたので、簡単に確認できません。最悪の場合はタクシーを飛ばしてデータセンターに行かなければなりません。
 モデムの在庫不足にも悩まされました。次々に生産終了になってしまうので、中古製品が売り出しに出ると、将来を見越して買い集めることもありましたが、このような苦労から一切解放されました。
 コスト的にはデータセンターのラックが1つ削減されました。モデムやTAがなくなったおかげです。

導入前導入後

インテックの専門技術を高く評価

「EINS/EDI-Hub Nex」に決定

今回の「EINS/EDI-Hub Nex」の評価を教えてください。

 インテックの持っている専門技術を高く評価します。やはり「人」です。この道のプロ集団であると思いました。片手間にやっているようなエンジニアではとてもここまでできません。スペシャリストならではの技を見せて頂きました。
 私たちは物をつくって物を運んでいる企業グループです。そこには必ず情報が発生し、お客さまの望む情報も一緒に提供しているわけです。そのインフラとしてEDIは欠かせない存在です。
 EDIに関して相談できる心強いパートナーを見つけることができました。今回は変更しなかったオペレーションの提案もいただきたいと思います。これからもぜひよろしくお願いします。

EINS/EDI-Hub Nex

掲載内容は、2017年3月現在のものです。

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※ファイネット:酒類・加工食品業界の約1,800社が会員企業として参加する、酒類・加工食品業界の標準VAN会社であり、メーカー・卸店間の商取引を中心に企業間情報交換のシステム化・標準化を推進し、情報系共有インフラの提供を行う会社

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