導入事例

株式会社ファンケル様

掲載月:2023年4月

インフラ構築から運用までをワンストップで実現する
統合型セキュアネットワークサービスの導入でインフラを強化
接続が集中して回線が逼迫してしまうボトルネックを解消

業務効率向上マネージドサービス働き方改革テレワーク

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無添加化粧品や健康食品の研究開発・製造・販売を手掛けるファンケルでは、ビジネス展開が店舗や通信販売からインターネットへと移行していく中で、ネットワークに負荷がかかり、業務に影響が出るという課題がありました。また、コロナ禍におけるネットワークビジネス推進のため、インフラ整備が急務となっていました。これらの課題を解決するため、インテックの統合型セキュアネットワークサービスを導入。同社上席執行役員 グループIT本部長の植松宣行氏(写真右)と、グループIT本部 情報システム部 コーポレートシステムグループ 課長 池森正記氏(写真左)に、統合型セキュアネットワークサービスの導入効果などについてお話を伺いました。

株式会社ファンケル様

解決したい課題

業務に影響が出てしまうほどのネットワーク負荷が発生

ネットワークを活用したビジネス推進のためのインフラ整備

次期ネットワーク基盤を構築するにあたってのパートナー選定

インフラ構築から運用までをワンストップで実現する
統合型セキュアネットワークサービスでインフラを強化

課題

社内業務通信も外部との通信もデータセンターに
ネットワーク負荷が集中しインフラ強化が急務に

株式会社ファンケル 上席執行役員 グループIT本部長 植松 宣行 氏

ネットワークを改善するきっかけは何でしょう。

植松:現在、ファンケルのさまざまなサービスがインターネット上で拡大しており、売上における割合も増えています。当社のネットワーク環境は、各拠点からのインターネット接続がすべて横浜のデータセンターを経由する構成となっており、トラフィックが集中して回線が逼迫していました。
 さらにコロナ禍となり、在宅勤務やWeb会議などの社内業務が増加する中、お客様とのコミュニケーション方法を変えていく必要もありました。当社はコロナ渦が始まってすぐに本社ビル内にカメラやモニターを備えた本格的な放送スタジオを作り、社員が企画・出演するライブでのオンラインイベントやオンラインショッピング等を開始しています。それらを注文受付などのサービス業務に影響が出ないように行うためには、インフラの強化が必須でした。

オンラインライブを自社のリソースで行うのはユニークな取り組みですね。

植松:初めはたどたどしいところもありましたが、現在では1つのイベントに数百名のお客様に参加いただくまでに成長しました。社内向けにも毎週ライブでのオンライン朝礼を実施してトップの意思を社員に伝えており、組織の一体感醸成に役立てています。

導入システム

次期ネットワーク基盤として統合型セキュアネットワークサービスが選択された理由とは

株式会社ファンケル グループIT本部 情報システム部 コーポレートシステムグループ 課長 池森 正記 氏

統合型セキュアネットワークサービス採用の決め手はどのようなことでしょうか。

池森:今回の次期ネットワーク基盤構築では複数社によるコンペを実施しました。その中でインテックの統合型セキュアネットワークサービス導入の決め手となったのは、課題に真摯に取り組む姿勢でした。

具体的にはどのようなことでしょう。

池森:我々が夢見たような要件に対し、インテックからはまったく違う提案が出てきました。他社から高価格な製品や海外ライセンスという提案がある中、インテックは安定感が大事で、いきなりの大きな投資よりも着実に積み上げるほうがいいと、親身になって話をしてくれました。そうした、我々のためになる提案というのが採用の決め手になりました。

インテックとのおつきあいは長いのですか。

植松:1995年に静岡で店舗展開を実現したときに、インテックからPOSシステムを導入したのが始まりで、約200店舗に導入しました。ほかにも化粧品製造拠点に生産管理システムを導入するなど、ファンケルの事業が広がっていく要所要所でパートナーになってもらいました。

効果と今後の展望

海外進出を見据え一緒に課題解決に取り組み
さらに信頼関係を育んでいきたい

導入後どのような効果がありましたか。

植松:これまでは、社員の始業が集中する時間に一斉にメールを使ったり、Microsoft 365で予定表を確認したりすると、主回線が逼迫していました。ネットワーク負荷分散ソリューションを利用し、データセンターへのトラフィック集中を解消したことで、社内で利用しているクラウドサービスやインターネットサービスの制限がなくなり、業務の生産性が向上しました。

ほかにも効果はありましたか。

植松:複数社に支払っていたネットワーク費用が圧縮されたことや、トラブルがあった際にインテック1社へ連絡することで解決するというメリットもありますね。また、社内でクラウドサービスを利用しやすくなったので、今後は大量のデータを活用して高度なデータ分析業務などにも着手できるのではないかと考えています。

今後、インテックに期待することは何ですか。

植松:ファンケルもインテックも会社の状況や市場環境が変化している中、いちばん大事なのは信頼関係です。インテックには新しい事業ステージに入るときには常に支えてくれる、そのような企業であってほしいですね。
 この先国内だけでなく、本格的な海外展開も視野に入れています。そうしたときに海外ビジネスを支えていく環境作り、ネットワークはもちろんですが、それ以外のビジネスに関する知見といったところで助言をもらえると嬉しいです。

池森:プロジェクトが終わったら切れてしまうようなビジネスライクな会社ではなく、インテックの場合は気づいたら横にいるといった、ちょっと人間くさい関係がいいですね。そういったところはぜひ変わらないでほしいです。まだネットワーク移行の第2フェーズなどが続きますが、何かあればその都度一緒に課題に取り組んでもらいたいです。

掲載内容は、2023年4月現在のものです。

お客様プロフィール

お客様名 株式会社ファンケル様
本社所在地 神奈川県 横浜市
URL https://www.fancl.jp/
事業内容 1980年創業。化粧品関連事業、栄養補助食品関連事業を中心に世の中の「不」の解消に取り組んでいる。 時代のニーズに合わせた販売チャネルを展開し、通信販売、直営店舗販売、卸販売、海外での販売を通じ、マルチチャネル展開を行う。2030年には日本にとどまらず広く世界で、より多くのお客様の美しく健康で豊かな生活を実現することを目指し、海外売上比率は25%へ拡大させることを目標としている。

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