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ブラザー販売株式会社様

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EDIはなくてはならない空気のような存在
インテックの柔軟なサポートで卓越した可能性を実現

EOSからEDIへ。市場の拡大や技術の進化によって、受発注業務は電子化が進められてきた。このような変化と進化を、身をもって体験してきたのがブラザー販売株式会社である。同社では1990年に大手スーパー相手にいち早くEOSを構築。2003年には主要顧客10社とのEDI化を推進基幹システムのSAPとのデータ連携も実現している。2008年にはパッケージで対応していたEDIをASPサービスに変更、2012年には自社で手作業で対応していたWeb-EDIもアウトソーシングし、情報通信機器ではほとんどの受発注業務の自動化を成功させた。これら一連のEDI化の推進を支援してきたのがインテックである。

導入サービス

データセンターEINS/VDC
EDI(電子データ交換)EINS/EDI-Hub Nex
ブラザー販売株式会社様

ブラザー販売株式会社
設立:1998年10月12日 資本金:35億円(2015年3月31日現在)
本社所在地:〒476-8561 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号
従業員数:337名(2015年3月31日現在)

インテックとの付き合いは40年にも及びます。無理な要求にも柔軟に対応いただき感謝しています。

グローバルに躍進するブラザーグループ

ミシンから始まり情報通信機器へと市場を拡大

貴社についてご紹介ください。

 ブラザーグループは、情報通信機器、家庭用ミシン、工業用ミシン産業機器、通信カラオケ・コンテンツ配信など幅広い分野で、製品やサービスを提供しています。1908年にミシンの修理業として創業し、1世紀以上の歴史を誇ります。グローバル化も大きな特長で、売上の約80%が海外、約20%が国内となっています。
 ミシンのメーカーとして知られていますが、1980年代からFAXやプリンターの生産に着手し、今日では主軸の事業に成長しています。
 ブラザー販売は、ブラザーグループの国内マーケティングを担う企業としてきめこまやかなマーケティング活動を行っております。株式会社BCNが主催する「BCN AWARD 2016」の「ページプリンタ」部門において、「最優秀ベンダー賞」を2年連続で受賞しました。
 「BCN AWARD」は、全国主要家電量販店、パソコン専門店、ネットショップの実売データを基としたランキングの集計です。今後も、お客さまのニーズを捉えながら企業向けの情報通信機器の生産にいっそう注力していく方針です。

大手顧客からの依頼でEOSを導入

受発注業務を電子化

受発注業務の電子化の経緯について教えてください。

 1990年に導入したEOS(Electronic Ordering System)が発端になります。パソコン通信回線を介してオンラインで発注情報を受け取るシステムでした。ブラザーでは80年代後半に冷風扇という画期的な家電機器を発売し、これが爆発的にヒットしました。あまりに売れすぎたものですから、この発注業務が手作業では限界となり、お客さまが電子化を求めてきました。ここで構築したのがEOSです。
 パソコン1台を使用したシンプルなシステムでした。ナショナルブランドの大手スーパーで、このお客さまを対象にEOSを使い続けていくことになります。他のお客さまは依然としてFAXや電話によるアナログな対応でした。

EOSからEDIへ

信頼性を期待してインテックへ

EOSからEDIへと進化していきますがその過程は?

 2002年からEDIの構築に着手します。その理由には3つの側面がありました。

理由1EOSの限界

 1つ目はEOSの限界です。利用していたJCAプロトコルがまもなく使われなくなり、汎用的なプロトコルの採用が求められました。

理由2市場の変化と拡大

 2つ目は市場の変化です。私どもはミシンや家電製品などから、情報通信機器へと主力製品をシフトさせつつありました。お客さまがスーパーから家電量販店へと移行する時期だったのです。この家電量販店からEDIのリクエストが多く寄せられ、EDI化の波は避けられないと認識しました。

理由3受注業務のミス撲滅

 3つ目が社内の事情です。EOSで受けていたお客さま以外は、すべてが手作業です。FAXや電話です。当時これが当たり前でしたが、時間もかかりますし、入カミスも発生します。入カミスが起きると経理部門まで巻き込んで大きな問題になりました。

  ここで見つけたのが当グループで使用していたインテックのデータ交換用のEDIエンジンでした。インテックとの付き合いは長く、すでに40年にもなります。ネットワーク回線や業務システムなどの構築を依頼しています。
 当時、EDIエンジンを利用した社内拠点間のデータ集配信システムがありました。EDI用のエンジンですから、当初の目的どおりにEDI業務で利用しようということになり、これが当社初代のEDIシステムの導入になりました。EDIパッケージで、サービスを開始したのは2003年のことです。JCA手順もサポートしていましたので問題ありませんでした。
 また、同時に基幹系システムのオープン化を3年ほどかけて行っており、SAPの導入も進めていました。EDIパッケージとSAPの連携も実現し、これにより完全にメインフレームを撤去することになります。

受注業務を大幅に効率化

生産性が4倍になる

システムの特長を教えてください。

 当時インテックの中部データセンターが名古屋にありましたので、サーバはそこに預けることにしました。ハウジングの形です。

EDI導入の効果を教えてください。

 効果は大きかったですね。EOSは1社のお客さまのみの活用でしたが、EDIになってからは、当社の主要顧客10社ほどが使うことになりました。この主要10社で情報機器事業の受注の8割ほどになっています。
 8割の受注データの入力が自動化されたわけですから、大幅な効率化になり、生産性は約4倍に向上しました。

おっしゃるように、とても大きな効果です。

 効果が大きいのはいいことですが、それだけに信頼性が不可欠となります。これが重要な課題となって浮かびあがってきました。EDIの停止は重大な問題です。
 実際ハウジングしていたシステムに不具合が生じ、大変な被害を受けたことがあります。役員から「障害が発生しても24時間以内に復旧できるシステムにすること」と厳命が来ました。

EDIパッケージからASPヘ

卓越した可用性を実現

大変厳しい要求です。

 いくつかの手段を検討しました。もっとも簡単な手段はシステムを二重化することです。待機系を別に用意することで、可用性が格段に向上します。しかし、これはそれなりにコストがかかります。使用していたUNIXサーバはリプレイスの時期を迎えていましたので、サーバとストレージの費用が倍かかることになります。
 頭を悩ませているときにインテックからASPの提案を受けました。インテックでも中部データセンターから首都圏のデータセンターへの移転を検討していました。このタイミングでハウジングではなく、ASPへ切り替えませんかというのです。今でいうクラウドです。これにより、初期コストを大幅に削減することができます。ランニングコストもリーズナブルな範囲での提案でした。
 まさにわたりに船で、インテックの提案を受け入れることにしました。ハードウェアやソフトウェアを資産として計上することなく、サービスだけを受けることができます。今後、リプレイスに頭を痛めることもありません。EDI-Hubの稼働は2008年4月からのことになります。

競合はなかったのでしょうか。

 大手有名処には声をかけました。しかし、他社は高い。商談の度に値段は下がってきますが、こちらの求めるレベルではありませんでした。加えて、多くの独自のコード変換を組み込んでいるので、インテック以外にまかせるのは不安がありました。トラブルが発生してはどうしようもありません。

EDI-Hubではどのような効果を得ることができましたか?

 当初の目的どおり、卓越した可用性です。切り替えてから大きなトラブルはまったく発生していません。EDIは動いて当たり前のシステムです。インフラ以前、空気のような存在です。これにトラブルが発生したら、事業に重大なインパクトが生じます。

導入後

掲載内容は、2016年4月現在のものです。

2012年からWeb-EDIを採用

利用者が一気に急増

EDI-Hubへの移行以後、大きな変革はありませんか。

 2012年にWeb-EDIのアウトソーシングを追加しました。
 従来のEDI-Hubで受注の8割ほどカバーできていたのですが、まだ2割が残っていました。取引規模が小さなお客さまは、EDI-Hubでは無理があります。そこで、手軽に始めることのできるWeb-EDIの仕組みを取り入れ、EDI-Hubと併用しています。これでほぼすべてのお客さまとの取引をEDIで処理できるようになりました。
 ただ、Web-EDIはお客さまのホームページにアクセスしてデータをダウンロードし、受け取ったデータをSAPにアップロードしなければならないという手問がかかります。そこで、インテックにアウトソーシングして、このダウンロードとアップロードを自動化させています。

マーケティングにも活用されているそうですが?

 受発注データのみならす、お客さまの在庫情報をいただいて、グループで分析しています。1カ月あるいは2カ月先の在庫数量を予想して、不足する分を生産することができます。お客さまも在庫情報を提供してくれるぐらいですから、私たちに在庫切れのないことを期待しています。最大限に有効活用して、生産計画に織り込んでいます。

今後の展望とデータ活用

BCPもインテックに依頼

残っている課題がありましたら教えてください。

 EDI-Hubは信頼性の高いクラウドサービスなので、可用性に不­安はありません。ネットワークにも心配ありません。さらに、重要業務は周辺システムまでサービスの継続性を確保しなければなりません。

インテックヘの期待や要求があればお聞かせください。

 インテックとの付き合いは40年にも及びます。私たちから度々難しい相談をしていますが、常に柔軟に対応いただき感謝しています。顧客の立場になって提案してくれる信頼のおけるパートナーです。
 インテックはトータルに面倒を見てくれるところが魅力です。今後とも末永くお付き合いをお願いしたいですね。

EINS/EDI-Hub Nex

掲載内容は、2016年4月現在のものです。

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