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TIS、インテック、JCG、
5Gを活用したeスポーツイベント開催に向けた検証を実施

TIS、インテック、JCG、
5Gを活用したeスポーツイベント開催に向けた検証を実施
~TISのローカル5G環境で従来の有線ネットワークと変わらない通信を実現~

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)と株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役社長:北岡 隆之、以下インテック)、株式会社JCG(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:松本 順一、以下JCG)は、TISのローカル5G環境にて、ローカル5Gを活用したeスポーツイベント開催に向けた検証を実施したことを発表します。

本実証では、高速・低遅延が必要とされるeスポーツイベントを想定し、従来の有線ネットワークと変わらない通信が実現できるか、通信品質、通信環境の設営コスト、アマチュア選手によるプレイ感覚の3つの観点で稼働検証を行いました。

5G技術活用型開発等促進事業の採択スタートアップであり、eスポーツイベントを企画・運営するJCGがeスポーツ環境を設営し、TISが自社豊洲オフィスに開設したローカル5G環境を提供して、ローカル5Gを含むワイヤレスDXを展開するインテックがネットワーク通信の計測を実施しました。

本実証では、ローカル5G、Wi-Fi 6、有線LANそれぞれの比較検証を行い、通信帯域についてどれも大きな差は見られず無線化しても必要な速度が発揮できることを確認しました。また、遅延性は、有線に次いでローカル5Gが少ないという結果となり、さらにゲーミングPCとローカル5Gへの接続方法を複数検証すると、接続方法により遅延時間が変化することが確認できました。取り扱うゲームタイトルによって接続方法を最適化することで有線と変わらない運営ができると考えています。今後はタイムラグがよりシビアとなるゲームタイトルや、プロプレイヤーによる検証を行い、有線と変わらず5Gが活用できることを検証します。

■目的と背景

昨今のeスポーツ競技人口の増加に伴い、イベントも多数開催されるようになりました。大規模なeスポーツイベントを行う際には高速・低遅延のネットワークが必要となるため、LANケーブルを敷設した有線通信を行うことが一般的となっており、eスポーツの会場設営に時間がかかることや断線による通信リスクといった課題があります。また、イベントで使用したLANケーブル等は使いまわすことが難しく都度廃棄されるといったケースが散見され、環境負荷という点においても課題があります。
そこでTIS、インテック、JCGは、高速大容量・低遅延を実現可能な無線通信であるローカル5Gを有線ネットワークの代替として活用することで、これらの課題を解決するために本実証を実施しました。

■実証の概要

【実施期間】 2022年1月18日、25日
【実施場所】 TIS DIGITAL Innovation Center 32階ラボ(TIS豊洲オフィス)
【検証内容】 ローカル5G、有線環境それぞれで以下3項目について比較検証を実施
①通信品質(速度/安定性など)
②通信環境の設営コスト(時間/人員/物品など)
③アマチュア選手によるプレイ感覚
【各社の役割】
 TIS ローカル5G環境の提供、全体調整
 インテック ネットワークトラフィックの計測
 JCG eスポーツ環境の設営、検証

記事全文はインテック公式サイトをご覧ください。
https://www.intec.co.jp/news/2022/0513_1.html

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